WHOがコロナ禍で親が心掛けるべき「6カ条」を公表
- 公開日
- 2020/08/26
- 更新日
- 2020/08/26
学 校
新型コロナウイルス禍の子どもたちの不安を取り除こうと、世界保健機関(WHO)は17日に、親が心掛けるべき「6カ条」を公表しました。
短時間でも子どもと一緒に遊ぶ時間をつくったり、新型コロナウイルスについて共に学んだりすることなどを奨励しています。
6カ条
<1>子どもと1対1の時間をつくる。
<2>親が前向きに物事をきちんと伝える。
<3>新しいルーティンを作る。
<4>子どもが「悪い子」になったら一呼吸置く。
<5>落ち着いてストレスと向き合う。
<6>新型コロナウイルス感染症について正確な情報を話す。
「1対1の時間をつくる」では、学齢別に接し方を紹介。小さな子どもには「物語を聞かせたり、お絵かきをしたりする」、小学生の子どもには「ゲーム感覚で一緒に家事をする」などとしました。
「親が前向きに物事をきちんと伝える」では、子どもが良いことをしたときはたくさん褒めるよう心掛けるです。
「新しいルーティンを作る」は、日々の活動や自由時間を子どもたち自身に計画させたり、毎日運動する時間を取ったりするようアドバイスしています。
「子どもが悪い子になったら一呼吸置く」は、親が叱る時、大声で叫ぶ前にゆっくりと深呼吸することを推奨しています。
「ストレスと向き合う」は、親自身が健康でいるために休息をしっかり取ること。
「新型コロナウイルスについて正確な情報を話す」は、子どもから尋ねられて分からない場合でも、共に考えようと呼び掛けています。
https://covid-19-act.jp/parenting-who/