学校日記

12歳

公開日
2017/03/08
更新日
2017/03/08

保護者の皆様へ

 先日、我が家の「空(くう)」が12歳を迎えました。人間の歳に換算すると60歳を過ぎた頃だそうです。最近、目は白内障のために見えにくくなり、寝てばかりいますが、この12年間、我が家の子どもたちを見守り、支えてきてくれました。さびしくて仕方ない時、辛くて悲しい時、うれしくて泣いている時、いつでも隣にいて「がんばれ」「よかったね」「大丈夫だよ」と言葉はなくても伝えてくれているようでした。彼には、素直な気持ちを小さな声でつぶやいて伝える子どもたちでした。抱きしめているだけで、ほんわか温かな気持ちになる、そう言っていました。朝起きたら「おはよう」、出かけるとき「いってらっしゃい」、帰宅すると「おかえり」、うつむいてると「どうしたの」と必ず伝えてくれる毎日が当たり前になっています。何も教えていないのに、12年の長い長い年月を感じています。私のために、まだまだ長生きしてほしい、そう思う毎日です。

 さて、いよいよ卒業式まで、6日になってしまいました。今日5時間目に初めて体育館での卒業式の練習をのぞきました。6年生の呼びかけも歌も完成度が高いなと感じました。明日は総合練習(リハーサル)です。当日と同じように流していきます。緊張するかもしれませんが、本番に向けての心の準備をしてほしいと思っています。今晩も冷えそうです。明日の体育館も寒いかもしれません。5・6年生は、特に温かい服装(下着を重ね着したり、厚い下着にしたり)で登校させてください。とにかく風邪をひかないように。お願いします。