2月5日(金曜)SU活動について
- 公開日
- 2021/02/05
- 更新日
- 2021/02/05
行事・生活
今回は、SUについて解説します。
SUは、「スマイル・うしやま」の略です。
牛山小学校のローカル呼称です。
縦割り班活動のことで、いわゆる異年齢集団です。
児童会が主催して1年生〜6年生が一緒のグループとして活動するものです。
当初はそのまま「縦割り班活動」と称していましたが、牛山小学校の活動としてふさわしい呼称がほしいという話になったそうです。
そこで、当時の子どもたちから呼称を募集したところ、このSUに決定したと聞いています。
昔の子どもたちは自然と年齢の違う者がくっついて一緒に遊んでいました。いわゆるガキ大将の時代です。また、子どもがたちがお祭りや地域行事のなかで育つにつれ、それら集団のなかで、自分たちで問題を解決するということが当たり前に行われ、それが地域社会の教育力として重要な役割を果たしていたと言われます。
しかし、戦後、核家族化がすすみ、テレビやテレビゲームが普及してくると、地域社会からの孤立化がすすでいると言われるようになり、子どもたちも地域社会から良い影響を得にくくなったと語られるようになりました。そのなかで、さまざまな社会問題・教育問題が発生し、解決が難しくなったと指摘されています。
そこで、学校のなかで異年齢集団を意図的に構成し、お互いに良い影響を与えたり与えてもらったりするようにしようという潮流が起きたのです。
当然のことながら自然と生まれる異年齢集団ではありませんし、活動する機会も少ないのですが、このSU活動は、活動すればそれなりに良い影響が生まれていると感じられるのも事実です。