学校日記

小さなサインが見えますか (1/2)

公開日
2010/03/04
更新日
2010/03/04

お知らせ

 自分がいじめられていることを知られると、親が悲しい思いをするだろうと思って、子どもは親には相談しないことが多いものです。しかし、家庭や地域でもさまざまな形でサインとして表れます。保護者や地域の大人は、子ども達の発する次のようなサインを注意深く感じ取る必要があります。

Q 家庭では、どんなことからいじめが発見できますか?

A ・食欲がなくなる。
・口数が少なくなり、学校のことや友達のことを話さなくなる。
・衣服が汚れていたり、けがをして帰宅したりすることが多くなる。
・いらいらしたり、おどおどして落ち着きがなくなったりする。
・弟や妹、ペットなどをいじめたりする。
・家族に対してかたくなになってくる。
・助けを求めるうわ言を言ったり、不眠を訴えたりするようになる。
・身体や持ち物の外からは見えない部分に落書きがされている。
・親が出ると何も言わずに切れてしまうような不審な電話がかかる。
・不良じみた友だちが訪ねてくることがある。
・携帯電話に友達からの呼び出しメールが頻繁に入る。
・外出しなくなり、人におびえるようになる。
・学校から帰ってから、友だちと遊ぶことが少なくなる。
・家の金銭を持ち出したり、買い与えたものがなくなったりする。
・登校時間になると頭痛や腹痛などを訴え、登校を渋るようになる。
・学校へ行きたくないと言い出すことが増える。
・メモや日記などに悩みが書き込んであったりする。
・遅刻したり、早退したりすることが多くなる。
・転校したい、生まれ変わりたいなどともらすようになる。

以上 県教委の「小さなサインが見えますかQ&A」より

 学校でも早期発見・早期解決に努めていますが、ご家庭でもお子さんの様子を把握して、どんな些細なことも学校と連絡していただけると助かります。
 子ども達のために、学校と家庭のネットワークを強化していきましょう。