<校長室の窓> ガバゴン先生から学ぶ
- 公開日
- 2017/08/14
- 更新日
- 2017/08/21
勝川小学校
勝川小学校高学年の皆さんへ
8月10日、教育評論家の阿部進先生が亡くなりました。
阿部先生は、通称“ガバゴン”と呼ばれ、
全国の教師・保護者・子ども達から、とても親しまれてきた方でした。
「現代っ子」という言葉を造られたことでも有名です。
ガバゴン先生のご冥福を、心からお祈り申し上げます。
ガバゴン先生が、いつも、
子どもたちに訴(うった)えてきた言葉を紹介します。
親より先に死んではいけない!約束だよ!
突発的な事故は別として、「親より先に死ぬこと」は、
最も「親不孝(おやふこう)なこと」だと、常々言ってみえました。
もちろん、自ら命を絶つ(自殺)は、絶対にあってはならないことです。
悩んでいることがあったら、
まず、おうちの人や担任の先生に相談しましょう。
また、交通事故(特に自転車の飛び出し)にも、気をつけましょうね!
保護者の皆様へ
ガバゴン先生は、子どもの“仕事”について、
子どもの仕事は、今も昔も「勉強・あそび・お手伝い」の三つです!
と言ってみえました。
そして、これらのバランスが大切!と説いてみえました。
勉強の中でも、大切なのは「学校の授業を大切にする」ことです。
本校教師は全員、
「わかる授業」「楽しい授業」をめざして、頑張っています。
そして、
「学校」が「楽校」「合校」となるよう、今後も努力を続けます。
また、勉強の範疇に入らないかもしれませんが、
読書も、きわめて大切です。
読書が、人間の「幅」を広くし、人間の「懐」を深くします。
子どもは、「あそび」の中から、友達との人間関係など、
様々なことを学びます。
ゲーム三昧にならないよう、ご留意をお願いします。
家族で遊ぶ。大自然の中で遊ぶ。
そんな経験・体験を、たくさんつくってあげてください。
美しい景色、きれいな空気の中で、家族一緒に「お弁当」を食べる。
お子様が、ワクワクする瞬間です。
当然のことですが、お子様も「家族の一員」です。
「家族の一員」として、役割や大きな仕事を与えてください。
そして、それがしっかりできたら、「笑顔」で褒めてあげてください。
釈迦に説法をお許しください。 校長 堤 泰喜
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(写真出典 Yahoo!画像)