学校日記

<校長室の窓> 被爆ピアノに思う

公開日
2017/12/12
更新日
2017/12/12

お知らせ

勝川小学校 高学年の皆さんへ

広島・長崎の被爆者と連携し、
「核兵器禁止条約」の採択に尽力した非政府組織(NGO)
ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)に対する
ノーベル平和賞の授賞式が、12月10日に、
ノルウェーのオスロの市庁舎で行われました。

このノーベル平和賞授賞式に合わせて現地で開かれたコンサートで、
あの「被爆ピアノ」が演奏されました。
受賞団体のICAN(アイキャン)の川崎哲国際運営委員らが、
「被爆ピアノ」の演奏を提案し、実現したそうです。

下の写真が、その「被爆ピアノ」です。
今年の5月4日に、勝川小学校の保護者の方のご紹介で、
この勝川小学校体育館で、「被爆ピアノ」のコンサートが開かれました。
下の写真は、その時に私が撮った「被爆ピアノ」の写真です。

GW中でしたので、勝川っ子の参加は少なかったのですが、
家族でそろってきてくれた勝川っ子もいて、
その児童の「意識の高さ」に感心したのを覚えています。

「被爆ピアノ」がノルウェーのオスロに…。
このニュースを聞いた時、私は、体が震えるほど感動しました。
勝川小で演奏された「被爆ピアノ」が、ノーベル平和賞のコンサートへ…。
「世界はつながっているんだ!」
私は、不思議な「縁(えん)」を感じました。

そして、私も、世界の平和に向けて、
「今、自分ができること」をしていきたいと思いました。

あらためて、下の写真をじっくり見てください。
広島市に投下された爆風で、
ガラスの破片が突き刺さった跡がいくつもありました。
「平和の大切さ」について、考えさせてくれるピアノです。


「被爆ピアノ」の詳細は、ココをクリックしてください。
「被爆ピアノ」は、五藤利弘監督によって映画化されます。
ココをクリックしてください。