<校長室の窓> 子どもの気持ち
- 公開日
- 2017/01/25
- 更新日
- 2017/01/25
勝川小学校
保護者の皆様へ
私は、あまりテレビを見ないタイプですが、
たまたま、昨夜、テレビのスイッチを入れましたら、
民放テレビで、
「小学生100人に聞きました」という内容が放映されていました。
この番組では、
パパ・ママに、「してほしいこと」「してほしくないこと」で、
ふだん本音で言えないことを、小学生が語っていました。
私が印象に残ったのは、次の2つの言葉です。
「この際、はっきり言わせてもらうけれど、
もっと僕をかまってほしい!」
「この際、はっきり言わせてもらうよ。
毎日毎日怒っているけど、もう怒らないでほしい!」
私は、その時、「教師にもあてはまるな…」と感じました。
そこで、今日、次の言葉を、読み返しました。
子は親の鏡
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、
子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、
子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、
子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
ドロシー・ロー・ノルト、レイチャル・ハリス 著
『子どもが育つ魔法の言葉』(PHP文庫)より
「親」を「教師」に置き換え、
「家庭」を「クラス」「学校」に置き換え、
勝川っ子の健やかな成長を願って、
教職員全員が「一丸」となって、頑張って参ります。