<校長室の窓> イチロー選手から学ぶ
- 公開日
- 2016/06/17
- 更新日
- 2016/06/17
勝川小学校
勝川小学校のよい子の皆さんへ
アメリカ大リーグ、マーリンズのイチロー外野手(42歳)は、
6月15日のパドレス戦で2安打を記録し、
ピート・ローズが持つメジャー記録を上回り、
日米通算世界最多の4257安打の大記録を打ち立てました。
まさに快挙です!日本人の誇りですね!
イチロー選手は、これまで、数々の名言を残していますので、
紹介します。
ここまで来て思うのは、まず手の届く目標を立て、
ひとひとつクリアしていけば、
最初は手が届かないと思っていた目標にも、
やがて手が届くようになるということですね。
今、自分にできること。頑張ればできそうなこと。
そういうことを積み重ねていかないと、
遠くの目標は近づいてこない。
小さなことを重ねることが、
とんでもないところへ行くただ一つの道だと思う。
夢をつかむということは、一気にはできません。
小さなことを積み重ねることで、
いつの日か、信じられないような力を出せるようになっています。
これらの言葉は、手の届く目標を立て、ひたすら努力する。
毎日の小さな努力の積み重ねが、いかに大切かを教えてくれています。
キライなことを「やれ!」と言われて、
やれる能力は、後で必ず生きてきます!
イチロー選手は、中学校時代、
コンクリートの壁にボールを投げて跳ね返ってきたボールを拾う。
そういう練習をずっと監督からさせられました。
イヤでイヤでしようがなかったそうです。
でも、それをやりぬいたことで、今の「強肩」ができたんですね。
皆さんも、おうちでの「習いごと」や部活などの練習の中で、
嫌いな練習があると思います。
でもそれから逃げていては、進歩はありません。
自分がわからないことに遭遇するときや、
知らないことに出会った時、
「お、自分はまだまだいける」と思います。
私たちは、知らないことやわからないことに出会うと、
ついつい「自分はダメなんだ」と思いがちですが、
「まだまだ“のびしろ”がある」「伸びる可能性がある」と
ポジティブに(前向きに)に考えることが大切なんですね!
結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。
皆さんも、学校のテストや部活、おうちでの「習いごと」などで、
思うような結果が出ない場合もあるかもしれません。
その時に、「どういう自分でいられるか」が大切なのですね。
「今度は頑張ろう!」「決してあきらめないぞ!」
という気持ちを持つことの大切さを教えてくれる言葉だと思います。
苦悩というものは、前進したいっていう思いがあって、
それを乗り越えられる可能性のある人しか訪れない。
だから苦悩とは飛躍なのです。
苦しみを乗り越えた時、ジャンプできる。
逆に、前進したいと思わない人は悩まないし、
飛躍もできないということです。
前向きに食事をし、前向きに買い物をする。
何事も前向きに行動することが可能性を生む。
皆さんも、学校生活の中で、何でも前向きに行動してくださいね。
やらされるのではなく、自らすすんでやる。そのことが大切です。
努力せずに何かできるような人のことを「天才」と言うなら、
僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というなら、
僕はそうだと思う。
本当にいい言葉ですね。
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(写真出典 Yahoo!画像)