学校日記

<校長室の窓> 陰ほめ

公開日
2016/05/02
更新日
2016/05/03

勝川小学校

保護者の皆様へ

コミュニケーションスキルの一つとして、
「陰ほめ」というのがあります。

例えば、現在55歳の私でも、
「校長先生の今日の集会のお話、
 子どもが『ためになった』と言っていました」と、
教師から聞くと、
「自分の話を、○○先生と子どもが話題にしてくれたんだ」と、
私自身、とてもうれしい気持ちになります。
この歳になっても、
「評価されている」ことがわかれば、うれしいものです。

また、
「○○先生が、君のことを『センスがある』って言っていたぞ!」と、
担任が子どもに伝えれば、子どもは必ずうれしい気持ちになるはずです。
まさに「陰ほめ」です。

さらに、
「お父さんが、あなたのことを『ガッツがある!』と言っていたわよ!」
と、お父さんの言葉を、お母さんが子どもに伝えれば、
子どもは、両親が自分のことを「気にかけてくれている」と、
とてもうれしい気持ちになると思います。
「陰ほめ」です。

直接、面と向かって相手をほめることが苦手でしたら、
この「陰ほめ」が、とても効果的です。

ほめられて、いやな気持ちになる子どもはおりません。
大人も同様です。

ご参考にしていただければ、幸甚です。    校長 堤 泰喜