一日一言
- 公開日
- 2013/05/17
- 更新日
- 2013/05/17
学校の窓
今日は、『八木重吉詩集』より、この詩をご紹介します。
ねがい
人と人とのあいだを
美しくみよう
わたしと人とのあいだをうつくしくみよう
疲れてはならない
何しろもっともエネルギーが要るのが人間関係です。
だから、きっと疲れていいのです。
疲れるまで関わってみなければ見えてこないものもあります。
自分とひとのあいだを埋めている見えないものの流れ。
ほどのいい距離のとりかた。
膠着(こうちゃく)してしまった固結びがほどけるための時間。
明日に対する信頼。
もう一度、美しく見てみましょう。
決して、あきらめずに。
「疲れてはならない」とは「あきらめないこと」
と私は解釈しています。