学校日記

集会でのお話

公開日
2014/05/27
更新日
2014/05/27

学校の様子

 本日の集会では、歩行者と運転手さんの話をしました。
 一つは、皆さんの登下校の様子を「車の運転手さんからの視点」で考えてもらいました。表彰式の関係でスクリーンが小さくて、画像が粗いので見にくかったことをお許しください。要は、車を運転する側からすると、道一杯に広がって歩行者が通ると運転手さんとしては「ゆっくり徐行または、しばらく止まっているか」「危険を知らせるためのクラクションを鳴らす」しかありません。先日この状態で運転手さんにとても迷惑をかけたという話が入ってきました。運転免許は18歳から取得できます。皆さんもあと4・5年くらいで運転をするようになります。その時にきっと歩行者のマナーが悪いとか、自転車の運転が怖いと感じると思います。道一杯に広がったり、マナーの悪い態度で、誰でもが通れる道を歩くことはやめてください、ということでした。
 そして、ある本のお話でしたね。集会よりも、すこし詳しく書きます。
 一人の長距離トラックの運転手さんが一晩中運転していて、朝の7時ごろに目の前を一人の小学生が横断歩道を渡ろうとしていた。運転手さんは疲れもあってい、半分を怒りを覚えながら急ブレーキをかけて止まりました。その小学生は、横断歩道を渡り終えたところで、運転手さんに軽く頭を下げて「ありがとう」と言ったそうです。その様子を見た運転手さんは、自分の行為が恥ずかしくなり、「これからは、横断歩道前では徐行をし、誰か渡ろうとしている人がいたら車を止めて、渡り終わるまで笑顔で見送ろうと」いうことを決心したそうです。
 確かに車を運転する人は横断歩道に渡ろうとする人がいる場合は、停車をさせなくてはいけません。それは確かに交通ルールかも知れません。でも、このお話を聞いていると、一人の小学生の笑顔とありがとうの一言で、社会生活にとって大切なルールが、とても心や血が通った本当に優しくて、温かいものになったような気がします。だから、笑顔とありがとうの一言をいつも心がけて、学校生活を送ったり、登下校をしたりすれば、きっと優しい気持ちになれると思います。この運転手さんも、その日一日がとても優しくなれたそうです。
 そう言えは、本日の夕方、雨が強く降っていましたが、学校の近くの横断歩道で、柏中生の男子2人が自転車で渡ろうとしていたので、車をとめました。そうしたら、自転車を運転しながら軽く会釈をしました。とても嬉しかったです。優しい気持ちになれました。ありがとう!

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