学校日記

第2学期終業式

公開日
2013/12/20
更新日
2013/12/20

学校行事

 終業式の前に、たくさんの表彰式がありました。
 第3回春日井市短詩型文学祭で、31名が表彰されました。また、小野道風の第78回県下児童生徒席上揮毫大会で一等をはじめ、5名が佳作と入選でした。運動部では、第25回春日井市剣道大会の団体戦で見事男女優勝、個人でも優勝や入賞がありました。さらに卓球1万人大会において、中学校1年生の部で3位入賞、男女バレーボールでは、ウィンターカップで準優勝という結果を残してくれました。
<2学期終業式式辞>
 先程は、790名近い皆さんの整列の様子が素晴らしいと思いました。また、たくさんの表彰をしました。これは、それだけ柏原中学校の皆さんがよくがんばっているという証ですね。
 さて、今年は皆さんと関係が深い法律が2つできたことを知っていますか。
 一つは、道路交通法の一部改正の中で、自転車の乗り方が車と同じようなに左側通行で道路の端を利用することになりました。特に自転車がこれまでにあまり規制が無かった分だけ意識を変える必要がありますね。
 また、これまで2回ほどいじめの話をさせてもらったと思いますが、今年の6月に「いじめ防止対策推進法」という法律ができました。どんなことが書いてあるかというと、第2条には、いじめとはどんなことかということが書かれています。簡単にいうと、他の誰かに対して、言葉などで気持ちの面から影響を与えたり、または、直接被害を与えたり影響を与えたりするなどの行為であるとしています。それは、インターネットなどを通じて行っても同じです。そして第4条には、皆さんが、いじめを行ってはならないことなどが法律で決められています。
 例えば、ありもしない嘘をみんなに言いふらしたりすることなどを言って仲間外れにするなどのことがあります。よく考えると、これは一人を狙って行う、何の根拠もない卑怯な行為であり、絶対にやってはいけないことです。そして、周りの人は、このような根拠も何も無い幼稚な言葉に惑わされてほしくないのです。(根拠あってもなくても、いじめを行うことは許されません。)
 先日の学校保健委員会でも紹介されていたように、この柏原中学校の生徒は、学校が楽しいという割合が全国的にも高い学校です。こうした学校だからこそ、いじめをなくすことができると思います。そのためには、いじめを「絶対にやってはいけない」「いじめられている人を救う努力をする」「いじめを見て見ぬふりをしない」ということをみんなで行ってほしいと思います。
 今、3年生の皆さんが進路決定に向けて真剣にがんばっている姿を本当に頼もしく思います。中には、すでに校長先生と面接練習をしている人がいます。多くの人が礼儀正しく行動しようと努力しています。そして、面接の話からは、本当によく成長したなと感じることができる内容もたくさん聞かれます。そんな3年生の皆さんのがんばりにこれからも期待したいと思います。
 今日で2学期が終わりです。たくさんの行事を通して、どの学年もめざましく成長できた学期だったと思います。明日から冬休みに入り、そして新しい年である平成26年を迎えます。この一年を振り返り、自分の良かったところ、反省しなければいけないところをよく考えて、新しい年、そして新しい自分をスタートさせてほしいと思います。
以上で2学期終業式の式辞とします。