第5回ふれあい教育セミナー
- 公開日
- 2012/10/03
- 更新日
- 2012/10/03
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10月3日(水)10時より,県の安心ネットインストラクターを講師に招き,第5回のふれあい教育セミナーを行いました。
始めに,青少年の携帯・スマホ利用の実態,親と子の携帯・スマホに対する意識の違いなどについての話を聞きました。
そして携帯電話やスマートフォンを子どもに持たせる場合は,
1 今本当に必要か,きちんと考えさせる。
2 与えるならば「ペアレンタル・コントロール」つまり,保護者がその利用をコン トロールできるようにする。そのためには,親がパスワードを設定したり,必ず約束を設けて守らせるようにしたりする。
3 与える時に,「子どもが利用する」ことを販売店に伝え,フィルタリングをかける。できれば,ホワイトリスト方式(安全と確認できているページのみ表示できる方 法)のフィルタリングをかけ,徐々に必要に応じて保護者も大丈夫と確認できたサイト(ホームページ)が見られるようにしていく方がよい。
など,携帯電話やスマートフォン利用に伴う被害から,どのようにして子どもを守るか,とても具体的に話が聞けました。
最後に,インターネットの仮想世界で自分の分身(アバター・ピグ)を作り,多数の人とコンピュータ上で雑談(チャット)するサイトの画面を見ました。親の知らないところで子ども達がこのようなサイトに入り,犯罪に巻き込まれたり危険な目にあったりする可能性があることを聞くと,参加者から「安易に決して携帯やスマホを与えてはいけない。甘く考えては行けないことがわかった。」という実感のこもった声が聞かれました。