黄砂
- 公開日
- 2011/05/02
- 更新日
- 2011/05/02
生活
5月2日,今年初めての黄砂が観察されました。黄砂は、中国内陸部で吹き上げられた砂が偏西風に乗り日本に飛来する現象で,東海地方では4〜5月に観測されることが多いようです。ふだんは高森台中から遠くに見える神屋や小牧,瀬戸の町並みも,今日ばかりは黄色い砂ぼこりにかすんでほとんど見えませんでした。
黄砂は非常に細かい粒子で吸い込みやすく,また上空を浮遊しながら次第に大気中のさまざまな粒子を吸着するため,工業地帯を通過した黄砂は硫黄酸化物や窒素酸化物を吸着すると考えられています。今日のような日に屋外で活動した後は,衣類についたホコリを払ってから玄関に入ったり,うがいや目洗いなどをしておきましょう。