みなさん７月７日は七夕です。高森台中学校でもいろいろなところに笹がかざってあります。２年生は英語で短冊に願いを書いていました。３年生の短冊には「部活動で勝ちたい」という願いが多くありました。みなさんの願いが叶うといいですね。

七夕（たなばた）は、日本、中国、越南などにおける節供、節日の一つ（五節句の一つ）で伝統的な行事です。元来、中国での行事であったものが奈良時代に伝わったそうです。以下に『おりひめ　と　ひこぼし』の話を紹介します。

『おりひめ　と　ひこぼし』
こと座の1等星ベガは、中国・日本の七夕伝説では織姫星（織女星）として知られている。織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。夏彦星（彦星、牽牛星）は、わし座のアルタイルである。夏彦もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなった。このため天帝は怒り、2人を天の川を隔てて引き離したが、年に1度、7月7日だけ会うことを許されていた。しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず牽牛も彼女に会うことができない。その時は、二人を哀れんでどこからか無数のカササギがやってきて、天の川に自分の体で橋を架けてくれるという。星の逢引であることから、七夕には星あい (星合い、星合) という別名がある。また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれる。