平成31年度 始業式 式辞
- 公開日
- 2019/04/04
- 更新日
- 2019/04/04
行事
1学期始業式 式辞 平成31年.4.4
平成31年度がスタートしました。
それぞれ、入学、進級、おめでとうございます。
間もなく元号が「令和」にかわる新しい時代に向かうタイミングでの新年度のスタートです。
新しい学年、新しいクラスとなり、「よし、がんばるぞ!」という新たな決意をもとに今日を迎えたことでしょう。その通りです、はじめが肝心です。今の気持ち・やる気を大切にし、充実した1年にしていきましょう。
始業式にあたり、3つお話しします。
1年生の皆さんは、先ほどの入学式での話と、2・3年生の皆さんは、昨年度までの話とつなげて考え、受けとめてください。
1つめのキーワードは、「自分に挑戦」です。
これまでの自分、昨日までの自分に挑戦し、自分を高めていきましょう。そのためにも、夢や希望を描き、大きな目標をはっきりさせ、小さな目標をひとつひとつ達成しながら、継続して努力をしましょう。挑戦するのは、いつも自分自身に対してです。まずは、自分を大事にして、自ら高めることです。
2つ目のキーワード「チーム高森台中」です。
2・3年生の皆さんには、もうすっかりなじみのキーワードですね。
「新チーム高森台中」としての平成31年度がスタートしました。
1年生の皆さんも、チーム高森台中の一員です。中学校での生活に慣れて、
チームの一員として生活できるようになりましょう。
2・3年生の皆さんは、チームの先輩として、
1年生を優しくサポートしてあげてください。よろしくお願いします。
チームというのは、目標に向かって、みんなで共に高め合っていく人たちのことです。また、チームのメンバーは、得意や不得意がある、いろいろな個性や考え方の人がいる、違いがあるのが当たり前です。もしかしたら時には自分の思い通りにいかないことや、ぶつかり合うこともあるかもしれません。
でも、チーム全体のために、そして、メンバー一人一人のために、相手を思いやり、力を合わせてがんばるチームには、固い絆でつながった真の仲間が生まれます。
チームの仲間と一緒に取り組むからこそ、力が発揮され、ドラマや感動につながります。
全校としては、チーム高森台中、新しい学年としては、チーム3年生、2年生、1年生、学級や部活動などでも、チームで互いに高め合う1年間にしてください。
3つ目は、「凡事徹底」についてです。
1年生には、入学式でもお話しました。2・3年生にも繰り返しです。
凡事徹底とは、
「平凡で当たり前なことでも、いや、平凡で当たり前なことだからこそ、
それを徹底して継続、実行し、よりよい成果につなげる」という意味です
当たり前とは、能力や素質などに関係なく、誰もが普通にできることです。その当たり前のことには、いろいろありますが、
まずは、高森台中学校 5つの約束
・あいさつをしっかりしよう
・ものを大切にしよう
・身だしなみを整えよう
・頑健な体力づくりをしよう
・汗して働く習慣をつけよう
を高中生全員の当たり前のこととして、取り組みましょう。
そして、本年度もこの「凡事徹底」に「+」(プラス)を付け加えます。
・当たり前のことを当たり前にする それを、他のことにプラスにする
・当たり前の中身を広げたり、深めたり、高めたりして質をよくする
などの意味です。
一人一人の「+」(プラス)は小さくても、高中生全員での「+」(プラス)は、きっと大きな価値ある「+」(プラス)になります。みんなの『凡事徹底「+」(プラス)』を意識した姿勢と行動で、高中全体の当たり前のレベル、全校の質を、そして、一人一人の当たり前を高めていましょう。
31年度のスタートにあたって、3つのことをお話ししました。
先生たちもがんばります。共にがんばりましょう。
そして、誰もが胸を張ることができる、誇りを持つことができる
素晴らしい高森台中学校にしていきましょう。
以上で平成31年度始業式の式辞とします。