卓球男子は，予選リーグで味美中に４−１，鷹来中に３−０，松原中に２−３の２勝１敗で決勝トーナメントへ進出。決勝トーナメント１回戦坂下中に３−０で勝ち準決勝知多中に０−３で破れ，３位決定戦に臨みました。

東部中との愛日大会出場をかけた３位決定戦は，手に汗握る試合となりました。シングルス２試合を落とし，早々に後がなくなりましたが，ダブルスをセットカウント０−１から盛り返しセットカウント３−１で勝ち，１勝２敗と踏みこたえ，残りのシングルスに望みをつなぎました。
第４シングルス，第５シングルスとも２セットダウンで，まさに瀬戸際に追い込まれました。しかし，ここからしのぎにしのぎ，両シングルスとも２−２のフルセットへ持ち込みました。この頃になると，会場は静寂の中，長いラリーの続く音，そして右からの歓声，長いラリー後の左からの歓声の繰り返しでした。第４シングルスでファイナルセットをかろうじて取り，３−２の逆転勝利。２勝２敗のタイへ。残る第５シングルスの行方にかかりました。０−２のセットカウントから盛り返し２−２へ。

愛日大会出場のかかった第５シングルスでは，劣勢を盛り返しファイナルセットへ。緊張感に包まれ，会場は最高潮に達しました。両者譲らずカウントは８−８，９−８，９−９と互角。僅かに粘り抜いた高森台中に勝利の女神がほほえみ，ファイナルセットを取り，３勝２敗で愛日大会出場権を獲得しました。