学校日記

その道の達人授業「サルが教えてくれる命の大切さ」

公開日
2009/02/10
更新日
2009/02/10

授業

10日(火)、モンキーセンター獣医師・木村直人先生をお招きし,3年生の生徒たちに「命の大切さ」についてティームティーチング形式で授業をしていただきました。獣医師としての経験や長年に渡るセンターでの観察をもとに、興味深い話をしていただきました。

◆日本モンキーセンターの紹介
◆獣医師の仕事、獣医師になるには
  仕事の喜びと苦労
◆サルについて
  生態
  骨格や進化
  人間との比較
◆実話エピソード
  身体の不自由なチンパンジー「シノ」の人工飼育、サル社会への復帰
◆サルの社会から学ぶ「人間関係」「家族」の大切さ

生徒からの質問は
「サルのコミュニケーションの仕方は」
「サルの好きな食べ物は」
「サルは進化するとしゃべれるようになるのか」
等がありました。

答えを交えたプレゼンを見たあと、
「人間は、いろいろ悩んで自殺してしまう人もいますが、サルも自殺することがありますか」
と、「命」にかかわる質問が出されました。
木村先生からの答えは、
「サルに限らず、野生の動物は自殺はしません。どんな過酷な環境にも耐えて、命を次の世代に繋いでいく。だからこそ、今、種が存在しているのです」
というものでした。

また、事前アンケートで『人間がサルや他の動物より幸せ』な理由として、多くの生徒が『美味しい物がいろいろ食べられる、食べ物に困らない』ことをあげました。
それについて、
「人間も、植物や動物など、他の命をいただいて生きている。そのことに感謝し、自分の命や身体を大切に生きてほしい」
と話されました。

生徒の感想のあと、先生の子ども時代のことや進路選択について悩んだこと、今の仕事への誇りやご自身の生き様について、生徒たちへのメッセージをいただきました。

生徒一人一人が、何か大切なものを受け取ってくれたことでしょう。
ご家庭でも、ぜひ、話題にしていただきたいと思います。

日本モンキーセンター  
http://www.j-monkey.jp/

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