学校日記

5S〜プロジェクタ工場見学から学んだこと

公開日
2006/09/01
更新日
2006/09/01

コラム

上の写真は、授業でプロジェクタを使っている様子です。
休み中に、松下電器門真工場でプロジェクタの製造現場を見学させていただく機会を得ました。高森台中生のみなさんも、小学5年生の社会見学でトヨタ自動車の工場見学に行ったと思います。
松下もトヨタも世界的に知られた企業です。製品は違いますが、工場の運営に共通していることが多々ありました。
・ 決められた作業を全員が確実・完全にこなす〜自分の責任を果たす
・ 余分な部品在庫を置かない〜不必要な場所をとらない
・ 成果を目に見える形で表す〜製品数の電光表示
・ 周りの様子がわかるような配置〜常にオープンな作業場
などです。

今回、松下のプロジェクタ工場では、責任者の方に「5S」という言葉を教えていただきました。
1:整理  道具や部品を決められた場所に置く
2:整頓  物が置いてある場所がわかっていて、すぐに取り出せる
3:清掃  工場にゴミやホコリがあってはならない
4:清潔  自分自身の身だしなみも清潔に
5:しつけ 上の4Sをちゃんと継続して行える
世界最高水準の製品を造る工場でも、心がけていることはごく日常的なことだと思いました。

「道具や部品」を「教科書や持ち物」に、「工場」を「学校」「勉強部屋」に置き換えることができるのではないでしょうか。
2学期、夏休み気分を一新して勉強や行事、部活に取り組むためにも、一人一人が5Sを意識し、自分の周りの環境を自ら進んでよりよいものにできるといいですね。