職場体験学習
- 公開日
- 2010/01/26
- 更新日
- 2010/01/26
校長室から
先週の1年生の職場見学に続き、今週は2年生が職場体験を行っています。
職場体験学習は、生徒が働いている多くの人と直接かかわることで、異世代とのコミュニケーション能力を高めるとともに、社会人としての基本的マナーや言葉遣いなどを身につけることができる場でもあります。これを契機に、生徒が地域の産業に興味を持ち、地域に対する誇りや愛着を持って、地域での生活を送ってくれることを強く願っています。
この「職場体験学習」の意義をご理解いただき、快く職場を提供してくださった各事業所の皆様には、心より感謝申し上げます。今後とも、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
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何のために働くのかと問われると、「お金のため(経済活動)」もしくは「理想のため(自己実現)」と答える人は多いかと思います。しかし、もう一つ「社会のため(役割分担)」という考え方もあります。私たちが社会生活を送る上で、否応なしに「だれかがやらなければいけない仕事」というものがあります。それを様々な人が分担していくのも大事なことなのです。「役割分担」という視点で仕事を見れば、どんな仕事にでも必ず大きな意味があります。
「働く」とは「傍(はた)楽(らく)」、つまり「傍=周り」を「楽にする」という意味が語源だという説もあるそうです。働くということは、自分のためではあるけれど、自分のためだけではないということも忘れてはならないと思います。