中学生と地域との交流
- 公開日
- 2009/09/01
- 更新日
- 2009/09/01
校長室から
「地域の中学校」を目指して、昨年度から様々な取り組みをしてまいりました。
地域の皆様のご協力のおかげで、少しずつですが交流が図れてきたように感じています。昨年度は、地域の方に実際の中学校を知ってもらうために、来校いただく機会を増やすことからはじめました。今年度は、職場見学や職場体験以外にも、生徒が地域へ出て行って交流を深める機会を模索しています。
もともと数年前から、鷹来中にはすばらしい地域交流のイベントがあります。生徒と保護者と地域の方が一体となって作り上げている、吹奏楽部の地域演奏会 です。もちろん本年度も、開催を予定しています。
ただ、大きな行事とは別に、生徒が自然に無理なくかかわれるものという前提で、地域の方と相談しながら交流活動計画を考えています。郷土に伝わる伝統文化、地域ボランティア、ジュニア防災組織・・・いろいろなアイデアを現在検討しています。
そんな中、現在具体的に計画されていることを紹介します。
本校の創作部 は、本年度から文化や芸術についての探求を軸に据え、日本の伝統文化である茶道を体験したり、中学校文化連盟の美術展に参加するなど積極的に活動しています。その創作部の部員が、ボランティアとして、桃山地区で行われる敬老会の呈茶を手伝うことになりました。よく本校に訪問いただいている健全育成関係のボランティアの方が、地元で茶華道教室を開いてみえます。その方が、このアイデアを提供してくださいました。夏休み中の8月23日には、この茶華道教室の浴衣の茶会 にも部員を招待してくださいました。(※写真はそのときのものです。)また、敬老会の前日には、生け花 の指導もしていただき、当日の会場に生徒の生け花作品も展示してくださる予定だそうです。参加生徒は少数ですが、まず具体的に活動することに意味があると考えます。桃山区長様をはじめ、地域の方々に感謝いたします。
今後もいろいろと地域交流についてご理解・ご協力、そしてご助言くださいますようお願いします。