地域交流活動 −オープンスクール−
- 公開日
- 2008/06/18
- 更新日
- 2008/06/18
校長室より
学校支援地域交流活動
近年、都市化、核家族化、個人主義の浸透、地域における地縁的なつながりの希薄化などに伴い、家族や地域の絆が弱くなってきたように感じます。また、子どもたちにとって、地域の大人とともに様々な経験をする機会は減少し、その経験から学んでいた「社会性」や「人との信頼関係」を作り上げていくことがやや困難となっています。
そこで、将来の社会を担う子どもたちの健全な育成を目指すためにも、地域の大人が積極的に学校に関わっていただくと同時に、子どもたちも地域の活動に関わっていくこと、いわゆる学校と地域との連携が重要だと思います。もちろん、一朝一夕にしてできることではありませんが、まず、できることから着手していきたいと思います。その第一歩として、地域の中であまり存在感のない「中学生」の姿を見てもらおうと、本年度から地域を対象としたオープンスクールの開催を計画しました。
オープンスクール
6月9日(月)から13日(金)までの5日間、150余名の方に来校いただきました。
お忙しい中、足をお運びいただき、ありがとうございました。
本年度は中学校の保護者の方だけではなく、鷹来小、西山小、大手小の協力を得て、小学校の教員や保護者の方にも多数来校いただきました。ふだんの中学校の様子を知っていただくよい機会になったのではないかと思います。
次回のオープンスクール開催は10月を予定しています。小中学校の保護者の方だけでなく、地域の皆様にも来校いただけるように自治会・町内会等の回覧板などを通して、ご案内できたらと考えております。
来校者の方から、一言感想を書いていただきましたので、その中から、共通する内容を一部紹介させていただきます。
・ 授業中は思ったよりも静かである 21
・ 自分の目で見て、安心した 18
・ 思ったより、落ち着いている 15
・ 机に伏せて(寝て)いる生徒がいる 12
・ 生徒のほうから、あいさつをしてくれた 10
・ 思ったより、校舎内がきれい 9
・ 教師は態度のよくない生徒にきちんと注意をすべき 7
・ 授業中の私語が多い 5
・ 一部の生徒に集中力・落ち着きがない 5
中学校に対する負の印象が、少し払拭できたと思いますが、学校側として反省すべき点も多数ご指摘いただきましたので、謙虚に受け止め、今後の学校運営の参考にさせていただきます。貴重なご意見をいただきありがとうございました。
今後も、地域の学校、開かれた学校を目指して、職員一同努力していきたいと思います。ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。