サッカー部３年生ラストマッチ
- 公開日
- 2011/07/19
- 更新日
- 2011/07/19
部活動
７月１６日（土）藤山台中にて、３年生が最後の大会に臨みました。
初戦は過去の練習試合で全く歯が立たなかった鷹来中学校です。立ち上がりは緊張からか出足がにぶく、ピンチの連続でしたが、徐々に３年間貫き通してきたサッカーでリズムをつかむと後半に先制点をあげることができました。その後は再びペースを握られましたが、１失点でしのぎ、ＰＫ戦を制して２回戦へ進出することができました。鷹来中相手によい試合ができたこともさることながら、苦しい時間に踏ん張り切れたことに彼らの大きな成長と気持ちを感じました。
２回戦は石尾台中学校でした。鷹来中との試合で全てを出し切ったのか、終始ペースを握られ０−６で敗れ、最後の大会は幕を閉じました。
試合後、３年生は周囲を気にせず涙を流しました。思い返せば、全員がそろって練習に参加することが大きな目標だった学年です。その彼らがサッカーの楽しさにふれ、サッカーを優先し、サッカーを大好きになって向かえた夏でした。１００％がんばれたからこそあのような感情がこみ上げてきたのではないでしょうか。中途半端な気持ちでは絶対に味わえません。３年間彼らを見てきた顧問としては、彼らの全てがいっぱいに詰まったベストゲームであったと思います。このような試合を自分たちの力で作り上げられたことをうれしく思います。１回戦突破で満足してほしくはないですが、彼らも自分たちの取り組みに悔いはないと思います。しかし１試合、１日でも一緒にサッカーを続けたかったというのが本心です。今はさみしい気持ちでいっぱいです。
３年間支えて下さった保護者の皆様、本当にありがとうございました。お子様の成長をお助けできたかは分かりません。ただ、彼らがサッカー小僧になりつつあること、サッカーを通じて自分を高めることができたということは間違いないと思っています。今後、もし彼らの口から「サッカーを続けさせてほしい」という言葉が出てきたら、また背中を押していただけると幸いです。
駐車場と会場運営に全力を尽くしてくれた１、２年生諸君。君たちのおかげで３年生は試合に全力を尽くすことができました。ありがとう。今度は君たちの番です。あの涙を見て熱いものを感じた子も多いはずです。３年生が君たちに送った言葉「常に前を向いて、全力でがんばれば絶対に後悔しない。下を向くな、がんばれ！」を心に刻んで、サッカーに燃える夏にしてくれることを期待します。なでしこジャパンに続け！！
