学校日記

5/17 先生からのメッセージ

公開日
2020/05/17
更新日
2020/05/17

先生からのメッセージ

 1年生の先生からのメッセージです。

「命の授業」

「一生、寝たきり」と宣告され、自殺未遂までした中学校の教師が、家族や生徒の応援と、感謝の心により、復活を遂げる実話です。本にもなりましたが、オフィシャルサイトでは、動画を閲覧することができます。

https://inochi-jyugyo.com/ 腰塚勇人 オフィシャルサイト

 越塚さんについて少し紹介します。
 大学卒業後、「天職」と思えた中学校の体育教師になる。学級担任、バスケット部顧問として「熱血指導」の日々を送る。2002年3月1日、人生を大きく変える事故が起こる。スキーでの転倒で「首の骨」を折り、奇跡的に命は取り止めたものの、首から下がまったく動かなくなる。当時、医師からは「一生、寝たきりか、よくて車イス」の宣告を受け、あまりの絶望に「自殺未遂」をする。その後、妻、両親、主治医、看護師、生徒たち、職場の同僚などの応援と励ましを受け、「自分の命があらゆるものに助けられ、生かされていること」に気づき、「笑顔」と「感謝」と「周りの人々の幸せを願う」ことにより、奇跡的な回復力を発揮する。そして、「下半身と右半身の麻痺」など、身体に障がいを残しながらも、4ヵ月で現場に復帰し、中学3年生の担任を務める。主治医からは「首の骨を折って、ここまで回復した人は、治療した中では、腰塚さんだけだ」と言われるほどの「奇跡の復活」を遂げる。
 その体験を「命の授業」として6分ほどの「ムービー(動画)」にして公開したところ、30万人を超える人々の目にふれることとなる。

【腰塚勇人さんの名言】
●プライドが邪魔をして、言えなかった「助けてください」という言葉が自然と出るようになった。周りの人に助けられているうちに、実は健常のときも多くの人に助けられていたことに気付きました。
●口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
目は人のよいところを見るために使おう。
手足は人を助けるために使おう。
心は人の痛みがわかるために使おう。