最後の集会から
- 公開日
- 2008/03/03
- 更新日
- 2008/03/03
学校長の言葉
3日(月)、本年度最後の集会を行いました。バレー部・吹奏楽部・サッカー部の表彰と先ほどお伝えした「読書ゆうびんコンクール」の表彰を行い、その後学校長から次のような話がありました。
「3月3日 集会での話」
卒業式が3日後に迫ってきました。卒業式は中学校の行事の中で最も大事な行事です。先週の卒業生を送る会はとても素晴らしい会になり、卒業式への雰囲気が盛り上がってきています。さらに練習にも気持ちが入り始めて、良い雰囲気になりつつありますね。あと一息頑張りましょう。「過去は変えられないが、未来は変えることができる。」とよく言われます。実際に、過ぎてしまったこと、例えば体育大会、合唱コンクール、夏の大会、定期テストなど結果が良くなかったから、もう一度やり直したいと思っても出た結果を変えることはできません。ところが3日後の卒業式はまだ未来のことです。練習次第でさらに良くすることができます。素晴らしい歌声、大きな返事、厳粛な雰囲気、きちんとした礼、まだまだ良くすることができます。未来は変えることができるのです。最善を尽くして、最高の卒業式を創りあげてもらいたい。そして、大いに感動し、大いに満足して最高の想い出にしてほしい。自分がやらなければならないことに最善を尽くして、自分の素晴らしい未来をつくっていく。そんな生き方をこの東中で学んでほしい。過去のテストはやり直せないが、これからのテストはまだ変えられるのです。ただし、過去のテストについての反省があり、未来のテストに対してはテストを返してもらったときに喜んでいる姿を想像してほしい。そして、その姿を実現するために努力するのです。最善を尽くすのです。自分を高めるそんな生き方をしてほしい。未来の輝いている自分の姿を想像して、その実現に向けて最善を尽くしていく、そんな生き方をしていってほしい。大切なのは未来です。過去は変えられないが、未来は変えられるのです。それが、アルミ缶アートの昇り龍と添えられた飛躍という言葉の願いなのです。