9月19日(金)避難訓練
- 公開日
- 2025/09/19
- 更新日
- 2025/09/19
学校行事・生活
テスト後の3時間目に、地震・火災を想定した避難訓練を行いました。それぞれが落ち着いて真剣に行動することができました。8月31日にはアフガニスタン東部で大きな地震があり約50万人もの方が医療を必要としています。インドやインドネシアでは記録的な豪雨と洪水により、多くの方が亡くなっています。日本でも9月5日に静岡県で大きな竜巻がありました。鹿児島県トカラ列島では大きな地震が続いています。地震、火災、雷、台風、豪雨など、様々な災害が起きています。日頃からの訓練が大切です。
東日本大震災では、海の近くにある釜石東中学校の生徒570人全員が無事に避難したこと、釜石市全体で命を亡くされた方が極めて少なかったことを「釜石の奇跡」と呼ばれています。当時の中学生の作文を紹介します。
「私たちは『釜石の奇跡』と呼ばれています。でもこれは私たちの普段の取り組みが起こしたもので、何も特別なことはありません。普段をしっかりする。勉強の時は勉強のルールを守る。部活動の時は練習を大切にする。行事の時は何のために行っているかを考えて真剣に取り組む。普段をしっかりしていれば、本番では普段以上の力を出せる。私たちはこの言葉を信じ、しっかりと訓練をしてきました。そして実際に災害時には普段以上の力を出すことができました。私たちは復興に向けて前を向いて歩いていきます。一生懸命、普段どおりを大切にします。やればできる、震災に負けないでいこう。私たちは負けません。たくさん笑ってたくさん最高の経験をしてみんなで支え合っていきます。
「普段を大切にする」とても大切なことですね。