先日、高知県の四万十市で国内最高気温４１度を記録したニュースを紹介したとき、世界の最高気温の話もしました。そのことについてのニュースです。

　最高気温「５３．８度」と書かれた数字を、担当者が書き写すときに「５８．８度」と間違えてしまったようです。間違った「５８．８度」が８０年間も信じられていたのです。このホームページでも、自信を持って「５８．８度が世界最高気温です」と紹介してしまいました。少しの疑いもなく・・・。

　世界気象機関の発表によると、１９１３年７月１０日にアメリカのカリフォルニア州デスバレー（２枚目の写真　ウィキペディアより）で観測した５６．７度が世界最高気温の公式記録です。

　数字は、相手を信用させる力を持っています。だからこそ、数字にだまされないようにする力も持たないといけませんね。