学校日記

「かんからさんしん」  授業後の感想

公開日
2013/08/15
更新日
2013/08/15

お知らせ

 1学期、5年生は沖縄について学習しました。地理的な内容を学んだ後で、「かんからさんしん」という本を用いて、沖縄で戦争があったときのことを知りました。本のあらすじをアマゾンのブックデータベースより引用します。

 「沖縄南端の島に住む正吉は、お母ァと2人暮らし。村一番のさんしん(三味線)ひきだったお父ゥは正吉が5歳のとき満州で戦死した。第二次大戦の戦局は日ましに悪くなり、上空を飛ぶ敵機が村人たちを脅かす。敵の上陸が間近にせまったある夜、家から移り住んでいた洞穴(ガマ)を追い出された正吉たちは、砲弾の中をにげのびる。やっとたどり着いた別の洞穴で、米兵が降伏をよびかけるが、防衛隊員は「全員玉砕だ」と叫んで手りゅう弾をくばった…。」


  授業後の子どもたちの感想です。(一部)

▼沖縄というときれいな海のイメージばかりで、昔こんな悲しいことがあったとは知らなかった。

▼今の私の気持ちは、言葉では表せません。「今、泣いて」と言われたらすぐに涙が出そうです。

▼戦争は人を人ではなくすると聞いて、確かにそうだと思いました。ぼくより後に生まれる人にこういうことを伝えたい。

▼お父さんが「今は本当に幸せなんだぞ」と言ってたことは本当なんだと思った。もっとこういう話を聞きたい。