学校日記

ふれあい教育セミナー「いのちの話」

公開日
2015/03/02
更新日
2015/03/02

PTA

2月19日(木)ふれあい教育セミナーにて、「いのちの話」〜親子でいのち(性)を語るためのエッセンス〜と題して、愛助産院、助産師の梅木美恵子先生の講座が開かれ、13名の保護者の方に参加していただきました。

子どもは、平然と「赤ちゃんはどこから産まれてくるの?」「結婚したら赤ちゃんができるの?」と、聞いてきます。
これは「今日の晩ごはん、なぁに?」と、同じレベルで、聞いているそうです。
それを「そのうちに、大人になったらわかるわよ。」とか、「学校の先生に聞きなさい」とか、ごまかしたり逃げたりすると、子どもは親に不信感を抱きます。
でも、何歳までにどこまで話せばいいの?と親も悩みますよね。
梅木先生の答えは、キッパリ!「9歳までにいのちの始まりから誕生までをありのままに伝える」です。

「ありのままに…」が、難しいから悩んでいる私たちでしたが、子どもは、意外に素直に受け入れてくれるものだそうです。
高学年や中学生になって、メディアや性産業の歪んだ情報にさらされる前に、親から子どもに「産まれてきてくれて、ありがとう!大好きだよ!」の気持ちを込めて子どもに伝えるノウハウを絵本や教材も使って教えていただきました。自己肯定感が高い子になり、大切な存在の自分を自分で守れる力もつくそうです。
性教育って、なんだか難しいとか、面倒な印象がありましたが、かわいいわが子に大好きなんだよ!って伝えるチャンスなんだと気がつくと、心が軽くなっていました。

今回が平成26年度最後のふれあい教育セミナーでした。1年間ありがとうございました。