学校日記

今日(2/12)は、ペニシリンの日です

公開日
2019/02/12
更新日
2019/02/12

学校の窓

1941年(昭和16年)のこの日、イギリスのオックスフォード大学附属病院が、世界で初めてペニシリンの臨床実験に成功しました。ペニシリンは、1928年(昭和3年)にイギリスの細菌学者アレクサンダー・フレミング博士(1881〜1955年)によって発見されました、世界初の抗生物質です。発見後、医療用として実用化されるまでには10年以上の歳月を要しましたが、1942年(昭和17年)にベンジルペニシリン(ペニシリンG、PCG)が単離されて実用化され、第二次世界大戦中に多くの負傷兵や戦傷者を感染症から救いまし。以降、種々の誘導体(ペニシリン系抗生物質)が開発され、医療現場に提供されてきました。