しっかり並べていましたね 〜トイレのスリッパ
- 公開日
- 2021/04/28
- 更新日
- 2021/04/28
校長室より
今日(28日)の3時間目、私(校長)は各学年の授業の様子を見て回っていたのですが、ある階でふとトイレのスリッパのことが気になったので、ついでに覗いてみました。
その階では男女とも、きれいにスリッパが並べてありました。
ところで、他の階ではどうだろう…と思い、授業を見終わった学年の階に戻ってトイレを覗いてみると…どの階もちゃんと並べてありました。少しつま先がまっすぐに向いていないところもありましたが、許容範囲のうちかなと思い、自分としては「合格点」としました。
実を言うと、トイレのスリッパのことはずっと気になっていて、日頃覗いてみるとどこか1か所くらいスリッパがそろっていないことがあるものです。ところが今回はたまたま覗いたときに、きちんとそろっていたわけです。
自分が気付かなかっただけで、これまでもちゃんとそろっていたことももちろんあったと思いますが、不思議なもので覗いてみると案外そろっていないことが多いのも事実です。
自分のものではない「トイレのスリッパ」を、ちゃんと並べておくことができるということは、次の人が使いやすいようにと「思いやり」の心を行動で示すことになります。また、他人(共用)の物を大事に扱うことができるならば、自分のものも大事に扱うことができるはずです。
ちょっとしたことでも、そのことをしっかりやり抜く経験を重ねていくことで、それはやがて大きな、そして大切な「力」になるのだろうと思います。小さなことでもコツコツと積み重ねていくことで、これが習慣となり「当たり前」になっていきます。ぜひいちょうっ子の皆さんには、しっかりとスリッパを並べる習慣を身につけてほしいと思います。
もちろん、スリッパをきちんと並べた後は、しっかり手を洗うことも忘れずに…お願いします!