22年度修了式 その1
- 公開日
- 2011/03/24
- 更新日
- 2011/03/24
児童のようす
3月24日(木)は、修了式。今日で22年度は終わりです。修了式では、学年ごと、代表に修了証を手渡したあと、式辞では、次のような話をしました。また、最後には、1年生と4年生の代表のみなさんがこの1年間を振り返っての発表を立派にできました。
『おはようございます。いよいよ22年度の最後の日になりました。先週の金曜日の18日には、みんなの力で、すばらしい卒業式を創りあげることができました。そして、6年生は、立派に巣立っていきました。その日、他にもうれしかったことがありました。それは、卒業式の後片付けで、5年のみなさんがたいへんがんばっていたことです。4月からも楽しみです。
さて、今、みなさんに今の学年をがんばったよという修了証を渡しました。2週間すると新1年が入学し、みなさんは、進級です。次の目標に向けてがんばってほしいですが、今日は1年間をしっかり振り返り、次の学年で何をがんばるかを考える大切な日です。
さて、みなさんにとって、この学年、どんな1年間でしたか。今回もみなさんに質問をします。1学期の始業式に約束したこと4つのがんばってほしいこと「元気なからだ」「進んで元気にあいさつ」「いいとこみつけ」「自分でできることを増やそう」について聞きます。「そうだな」と思う人は、静かに手を挙げてください。
1つめの質問です。「元気に生活できた。」という人。最近になってインフルエンザで休む人が増えましたが、他の時は欠席が少なくてよかったと思います。
2つめの質問です。「自分から進んであいさつができた。」という人。最初は、よくありませんでした。でも、3学期になってちょっとよくなったかな。でも、もっともっとです。
3つめの質問です。「友だちのいいところをいっぱい見つけることができた。」という人。これは、いっぱい友だちを作るためには、とても大切なことです。しかも、みんなで取り組む必要があります。
4つめの質問です。「4月とくらべて、自分でできることが増えた。」という人。これは、いつまでも続く目標ですね。次の学年でも、もっともっと増やしていきましょう。
どの質問にも、多くの人が手を挙げることができたというのは、よくがんばり、立派に成長しているということです。このように、目標を考え、それに向かって小さな努力を積み重ねる。そして、終わったら、できたこと・できなかったこと振り返り、次の目標を考える。できなかったらどうしようではなく、どうしたらできるのだろうかと考える。この繰り返しがみなさんを確実に成長させていきます。わすれずに。
ところで、さて、東北関東大震災から2週間。私たちは、今日このようにみんなで学年のまとめの日を迎えることができたことに、そして「いのち」に感謝をしなければならないと思います。義援金募金には多くの皆さんが協力してくれましたね。ありがとう。被災地は本当にたいへんです。でも、むこうでは小学生も中学生もできることをがんばっています。だからこそ、新学期には、自分たちには何ができるかをみんなで考えて、行動ですね。みんなで「日本を元気に!」ですね。
さあ、明日からは春休みです。春が来たと、うきうきしてばかりだと、交通事故など思わぬことになることもあります。約束を守って、落ち着いた生活をしましょうね。そして、4月7日木曜日の始業式には、次の学年の目標をしっかり決めて、元気よく登校しましょう。』