学校日記

1月12日 今日の給食は、『雑煮(ぞうに)』

公開日
2016/01/12
更新日
2016/01/12

学校の窓

 1月12日(火)、今日の給食献立は、「ごはん・牛乳・『雑煮(ぞうに)』・さばのみそ煮・大根のゆずあえ」でした。
 1月は、昔のよび方で「睦月(むつき)」といいます。しんせきや友達の家にうかがい、集まって「仲睦(なかむつ)まじく」することから「睦月(むつき)」と名付けられました。1年を健康に過ごすための願いがこめられ、さまざまな行事が行われます。1月は、お正月の「おせち料理」と「お雑煮(ぞうに)」、7日の「七草(ななくさ)がゆ」、11日の「鏡開(かがみびら)き」、15日の小正月(こしょうがつ)の「小豆(あずき)がゆ」などの行事食を食べます。おせち料理は、1年を健康にくらすための願いがこめられています。七草がゆは、病気にかからず健康に過ごせる1年を願います。鏡もちを食べることは、「歯固(はがた)め」と言われ、歯がじょうぶで長生きできますようにという願いをこめます。また、昔は、15日を小正月(こしょうがつ)と言い、1年を幸せに過ごせるようにと、お正月かざりや書き初めを焼く「どんど焼き」などがよく行われます。
 今日は、1年の無事を祈って食べられる「雑煮」と、おせち料理に縁起のよい食べ物として使われるゆずを使った「大根(だいこん)のゆずあえ」でした。今日の雑煮は、この地方の雑煮で、すまし汁に焼いてない餅(もち)と小松菜(こまつな)、かつお節を入れたものです。このシンプルな具は、「名(菜)をあげるために、菜を入れ、みそをつけない(失敗しない)ためにすまし汁で、お城(白いもち)が焼けないようにする」という武士ならではの縁起かつぎからきたとも言われています。お正月にお祝いとして食べられます。