学校日記

9月14日 今日の給食は、『ごじる』

公開日
2015/09/14
更新日
2015/09/14

学校の窓

 9月14日(月)、今日の給食献立は、「発芽玄米ごはん・牛乳・『ごじる』・まぐろの甘辛煮・きざみたくあん・手巻きのり」でした。
 ごじる(呉汁)は日本各地に伝わる郷土料理です。大豆を水に浸し、すりつぶしたペースト をご(呉)といい、呉を味噌汁に入れたものが呉汁です。
 ごじるの原料の大豆(だいず)は、約4000年以上前から世界中で作られていて、日本でも3000年以上前の縄文(じょうもん)時代から食べられてきました。昔から日本各地で作られてきた大豆は、米とならんで日本の食事を代表する食品です。また、大豆の未熟なものは、枝豆としておもに体の調子を整える野菜として食べます。しっかり育てて乾燥させた大豆は、栄養満点な体をつくる食品で「畑の肉」といわれます。
 ところで、乾燥した大豆は、豆腐・油揚げ・しょうゆ・みそ・油・なっとうなどいろいろな食べ物に変身します。そして、その食べ物を使ったみそ汁・煮豆・煮物など、おいしくて体にやさしい料理になります。今日の給食は、大豆や豆腐・豆乳(とうにゅう)・みそを使った大豆からできる食品がたくさん入った呉汁です。