6月3日 今日の給食は、『みそカツ』
- 公開日
- 2015/06/03
- 更新日
- 2015/06/03
学校の窓
6月3日(水)、今日の給食献立は、「発芽玄米ごはん・牛乳・筑前煮・『味噌(みそ)カツ』・ボイル野菜・小袋みそソース」でした。
みそだれのかかった『みそカツ』は、この地域で大人気のメニューです。みそカツと言えば名古屋名物の一つで、ソースをかけるとんカツに対して、八丁みそを使ったみそだれをかけるのが特長です。昔、愛知県岡崎市にある岡崎城の近くにある八丁村で作られたので八丁みそと言われるようになりました。八丁みそは、濃い赤茶色のつやのあるみそで、濃厚なうまみと特有の渋(しぶ)みを持っています。このみそを使い、砂糖やみりんを加えてみそだれをつくります。今から70年ほど前に一人の客が、屋台で食べていた串カツを、八丁みそで作った「どてなべ」のたれにドボンとひたして食べてみました。すると、その客は「なんておいしいんだ」と言い、そこにいたほかの客も試しに食べてみると「これはおいしい」と言ったことがみそカツの誕生です。その当時みそカツは、たいへん高価な料理でしたので、いっしょうけんめい働いたごほうびに食べていたそうです。1軒の屋台から始まり、今では全国に名が知られるようになりました。今日は、八丁みそを使った「みそカツ」を味わって食べましたか。