学校日記

お節(おせち)料理

公開日
2015/01/03
更新日
2015/01/03

学校の窓

 お正月には、お節(おせち)料理を食べることが習慣となっている家庭も多いと思います。お節料理は、お正月に作る代表的な料理です。お節料理の「節(せち)」とは、「節日(せちにち)」のことをさします。「節日」とは、季節の変わり目にあたる祝日で、昔は節日には朝廷で節会(せちえ)という宴が催されていました。元日は節日の中でも別 格で、特にめでたい日です。
 お節料理は保存食でもあり、ふだんは家事に忙しいお母さんたちが、お正月はゆっくりと休めるように、お正月の間ずっとおいしく食べられるように工夫されています。味を中までしみこませて冷たくてもおいしく食べられるようにしたり、酢や味噌に漬けることや甘辛く煮ることで日持ちをよくしたりしています。また、お節料理には、どの食材にもおめでたい意味や由来があり、一つ一つに願いが込められています。
 「黒豆」は、、「まめに暮らす=元気に暮らす」ように
 「れんこん」は、穴があいているので「将来を見通せる」ように
お節料理を食べるときに、どんな由来があるのか家族に人に聞いたり自分で考えたりしてみるのもいいですね。