12月10日 今日の給食は、『ひきずり』
- 公開日
- 2014/12/10
- 更新日
- 2014/12/10
学校の窓
12月10日(水)、今日の給食献立は、「ごはん・発酵乳・『ひきずり』・さけの塩焼き・もやしとひじきのあえもの」でした。
「ひきずり」とは、みなさんが住んでいる地域の方言で、すき焼きのことです。すき焼きなべの上で肉をひきずるようにして食べたことから、「ひきずり」とよばれるようになりました。12月31日の大みそかに食べることで、年の終わりまでひきずってきたいろいろなことを、その年のうちに片づけてから新年をむかえようという思いがこめられています。また、一般的なすき焼きは牛肉を使いますが、愛知県では名古屋コーチンなど、にわとりの飼育がさかんなことから、とり肉が使われます。ひきずりに入れる「越津(こしづ)ねぎ」は、江戸時代に今の津島市越津(こしづ)町でつくられていたねぎで、現在は尾張地方全体でつくられています。葉の白い部分も、青い部分もやわらかいのでおいしく食べることができます。
今日の給食は、とり肉、越津ねぎ、旬の白菜やにんじんなど、愛知県でとれた食材を使ったひきずりです。郷土の味を味わい、気持ちよく、新しい年を迎えたいですね。