学校日記

9月22日 今日の給食は、『けんちん汁』

公開日
2014/09/22
更新日
2014/09/22

学校の窓

 9月22日(月)、今日の給食献立は、「ごはん・牛乳・『けんちん汁』・あじの南蛮漬け・ミックスナッツ」でした。
 『けんちん汁(じる)』は、せん切りにした、にんじん、だいこん、ごぼう、いも、こんにゃく等を油で炒め、くずした豆腐を加えて、しょうゆで味をととのえた「すまし汁」のことです。地域によっては、みそ味もあります。けんちん汁は、中国式の精進(しょうじん)料理である普茶(ふちゃ)料理の献立の一つなので、普通は、肉や魚は使いません。だしも昆布としいたけでとります。「けんちん」という名前は、中国の普茶料理の献立名が日本風になったという説と、神奈川県にある建長寺(けんちょうじ)で作られた「建長汁」がなまったという説があります。建長寺説から、けんちん汁は神奈川県の郷土料理になっています。
 今日は、豆腐、だいこん、こんにゃく、にんじん、ねぎ、油あげ、えのきたけと、とり肉を入れ、むろ削りでだしをとった、ごま油の風味がする、しょうゆ味のけんちん汁でした。給食用に、少しアレンジされていました。