学校日記

8月11日 『スーパームーン』

公開日
2014/08/11
更新日
2014/08/11

お知らせ

 昨日の台風11号は日本各地に雨や風による被害をもたらしましたが、みなさんの家はどうでしたか。夕方には雨風が弱まりましたが、夜中まで雲の多い一日でした。昨夜は、月と地球の距離が近づき、ふだんよりも満月が大きく見える『スーパームーン』現象が起きました。
 月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道が楕円形をしているため、地球と月の距離は一定ではありません。また、月の軌道は太陽や地球などの影響を受けて変化するため、月が地球に最も近づくとき(近地点)、最も遠ざかるとき(遠地点)の距離が毎回異なります。8月11日午前2時43分に、月が地球に今年最も近づきました(約35万7000キロメートル)。そして、その直後の午前3時09分に満月の瞬間を迎えました。月が最も地球に近づくタイミングと、満月の時期が偶然重なったことで、通常より16%大きく、30%明るい満月を見ることができるそうです。残念ながら、この地方には雲がかかり、十分に観察することができませんでした。今年は、7月、8月、9月に満月と近地点通過のタイミングが重なり、3度のスーパームーンが見られるそうです。次回は、9月9日 だそうです。
 今年最も小さく見えた満月は1月16日でした。国立天文台のホームページには、8月11日と1月16日の月が比べられています。並べて大きさを比較すると、ずいぶん大きさが違うことがわかります。