学校日記

5月28日 今日の給食は、『じぶ煮』

公開日
2014/05/28
更新日
2014/05/28

学校の窓

 5月28日(水)、今日の給食献立は、「ごはん・牛乳・『じぶ煮』・おひたし・冷凍りんご」でした。
 「じぶ煮(に)」は、石川県金沢市の代表的な郷土料理のひとつです。そぎ切りにした、かも肉やとり肉に小麦粉をまぶし、だし汁でさっと煮て、べつで煮ていおいた野菜)をくわえて、煮込んだ料理です。まぶした小麦粉が肉のうまみを閉じこめるので、汁も全部食べることができます。今日の給食には、とり肉が使かれていました。昔は冬の料理でしたが、今では季節の野菜を組み合わせ、一年を通して食べられるようになりました。
 「じぶ煮」は、歴史のある郷土料理で、江戸時代から伝わり、おとの様から町でくらす人々まで広く食べられていました。その味は今もかわりません。石川県では、結婚式などのお祝いの料理に出されます。「じぶ煮」という名前は、煮ているときに「じぶじぶ」という音がすることからついたとも言われています。
 給食には月に1回、全国の郷土料理を取り入れています。郷土料理からそれぞれの都道府県の特色がみえてきて、おもしろいですね。