学校日記

今日は、『成人の日』

公開日
2014/01/13
更新日
2014/01/13

学校の窓

 1月13日(月)、今日は成人の日で、春日井市では総合体育館で成人式が行われました。成人式の由来は、男子が成人となった証として行っていた日本古来の儀式「元服(げんぷく)」といわれています。現在のような成人式は、終戦間もない1946年(昭和21年)に埼玉県蕨町(現蕨市)で、青年達に明るい希望を持たせてやりたいと「青年祭」が行われたのが始まりともいわれています。「成人の日」は、1948年(昭和23年)に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と法律で定められました。現在は、2000年(平成12年)に制定された「ハッピーマンデー法」に基づき、「1月の第2月曜日」に改正されています。
 成人を祝う風習は、古くから存在していました。男子は、髪を結って冠または烏帽子をつけ、服装を改め成人したことを周囲に示しました。また、「幼名」から「烏帽子名(えぼしな)」に改名する風習も盛んでした。これを「元服(げんぷく)」・「烏帽子(えぼし)式」といいました。女子の場合は、「裳(も)」という腰から下にまとう衣服を身に付ける「裳着(もぎ)」、髪を結い上げる「髪上(かみあげ)」、歯を黒く染める「鉄漿(かね)付け(お歯黒付け)」を成人の儀礼としました。
 みなさんが成人式を迎えるのは、8〜13年後です。大きな夢や目標を持って、いろいろなことに全力で取り組めるといいですね。