学校日記

12月16日 今日の給食は、『にんじんごはん』

公開日
2013/12/16
更新日
2013/12/16

学校の窓

 12月16日(月)、今日の給食献立は、「牛乳・『にんじんごはん』・あじフライ・キャベツの塩こんぶあえ・卓上ソース・りんごゼリー」です。
 にんじんは、きれいなオレンジ色をしていますが、昔々に食べられていたにんじんは、むらさき色だったようです。にんじんは大きく分けると二つの種類に分かれます。一つは赤色、白色、黄色、むらさき色などカラフルで細長い種類です。もう一つはオレンジ色で根が短い種類で、一年中作られています。食べやすくなるように研究され、現在のにんじんは、みずみずしく、甘く、にんじん独特のにおいのないものに変わってきています。
 にんじんにはカロテンという栄養素がたくさんあります。カロテンは、油といっしょに食べると体の中でビタミンAに変わります。ビタミンAは、目やひふを丈夫にしたり、鼻やのどのねんまくを強くしたりして、病気にかかりにくくしてくれる働きがあります。
 今日の「にんじんごはん」は、春日井市内でとれた「八事(やごと)五寸(ごすんにんじん」というにんじんを使っています。八事五寸にんじんは、今から90年ほど前から名古屋市の八事で作られたのが始まりで、「愛知の伝統野菜」の一つです。8月の終わりごろに種まきをし、大きく育つように肥料や水やりをして育てたにんじんです。長さは5寸、約15センチメートルで、味はいつも食べているにんじんと比べるとあまみが強く、色が濃いです。私たちの町、春日井市で育った八事五寸にんじんの味は、どうでしたか。