出前授業 防災(5年生)
- 公開日
- 2025/11/06
- 更新日
- 2025/11/06
5年生
SDGsの学習の一環で、名古屋市を中心に土木工事などのインフラ整備を行っている「山田組」さんの職員の方に出前授業をしていただき、「防災」について学習しました。
子どもたちは、阪神淡路大震災では最大震度7であることを知りました。また、映像を通して揺れの大きさ、被害の大きさを実感しました。映像を見た子どもたちは驚きを隠せず、揺れの大きさにびっくりしていました。
揺れに耐えるためにはどんな建物でないといけないかを考えていく中で、ストローハウスによる実験を行いました。一つは筋交いのない、ただ建物を建てるための柱があるだけのもの。もう一つは筋交いがあり、建物を支えるための工夫が施されているもの。二つのストローハウスを同時に揺らすと、筋交いがないほうは、すぐに倒れてしまいました。
筋交いを入れることで、部材を三角形にすることができ(トラス構造)、強度を増すことができるということを、子どもたちは体験を通じて知ることができました。
トラス構造の一番身近な例として、今回の会場となった体育館の天井があります。学校の中にも崩れないような工夫が施されていることに気づくことができました。
わが国をはじめ世界各地でたくさんの災害が発生していますが、学んだ知識を生かして、防災や減災につながる行動を子どもたちがしていってくれることを願っています。
