学校日記

2年2組の国語授業を参観して「スーホの白い馬」

公開日
2018/02/16
更新日
2018/02/16

2年生

 2月15日、2年2組の国語授業を参観しました。
 物語文「スーホの白い馬」の八場面の勉強です。物語の主人公「スーホ」の気持ちを考えるという内容でした。

 はじめに、先生が教科書を音読し、今日の勉強の目当てを確かめました。このクラスでは、読み飛ばしがないように、教科書の文章を指でなぞりながら読んでもいいことになっています。ですから、音読にちょっぴり自信がない子も大丈夫です。先生の音読にちゃんとついていくことができます。それから勉強の目当てをノートに書きましたが、「先生と同じスピードで書けると素晴らしいね」という先生の言葉に、子どもたちは、すばやく作業を進めました。子どもたちのやる気が伝わってきます。
 授業は、白馬を失った主人公のスーホの悲しさやくやしさ、馬頭琴を夢中で作るスーホの白馬を思う気持ち、というように展開していきました。先生は、大事な言葉のセンテンスカードでダウト読みをさせながら内容理解を進めていきました。また、にこにこペアトーク、カード選びなど、子どもたちの意欲や集中が途切れないような工夫やしかけが満載でした。子どもたちは「スーホの白い馬」の世界にどっぷり浸って、学びを進めます。
 それから、馬頭琴を演奏しているときのスーホの気持ちについて話し合いました。スーホの気持ちを+かーか(プラスかマイナスか)で表現させるという工夫もあり、子どもたちは真剣に考えました。
 45分間があっという間に過ぎ、授業が終わった後の子どもたちの顔は、とても満足そうに見えました。
 
 この授業は、授業のユニバーサルデザインの考え方を取り入れたものです。子どもたちの真剣な眼差し、参観の先生方を気にすることなく授業に集中する姿に感心させられました。2年2組のみなさん、よく頑張りましたね。