5年1組の国語授業を参観して 「大造じいさんとガン」
- 公開日
- 2016/10/11
- 更新日
- 2016/10/11
5年生
10月6日、5年1組の国語授業を参観しました。
物語文「大造じいさんとガン」の3場面で、大造じいさんの残雪に対する気持ちの変化を読み取ることをねらいとしています。残雪とは、狩人である大造じいさんのガン狩りをじゃまするガンのリーダーのことです。
はじめに、場面の様子を想像しながら、先生の朗読を聴きました。子どもたちは、集中して先生の朗読に聴きいりました。
次に、戦いの様子がわかる情景描写を確認しました。色のセンテンスカードや写真、羽などを提示しながらの説明があったので、戦いの激しさをよりイメージすることができました。
さらに、内容理解が進みます。大造じいさんの行動、そして残雪の行動を、ダウト読みをしたり、ペアトークをしたり、全体で発表したりしながら、確認していきました。参観している先生方のことが目に入らないかのように、どの子も先生に注目し、学びの活動を進めていきました。
最後に、大造じいさんの残雪に対する気持ちの変化を心情曲線で表すとどうなるかを考えました。グループで、先生手作りのボードに書き込んでいきます。グループでにこにこトークをしましょう、という先生の指示どおり、協力しながら真剣に話し合うことができました。
この授業は、授業のユニバーサルデザインの考え方を取り入れた大変分かりやすいものでした。また、先生の説明の言葉も教材も工夫満載で、5年1組の子どもたちはそれに応えるようにしっかり頑張りました。
子どもたちの真剣な眼差し、授業が終わった後の笑顔は、とても素晴らしいものでした。