人権週間（１２月４日〜１２月１０日）
- 公開日
- 2013/12/02
- 更新日
- 2013/12/02
校長室より
１９４５年、想像もつかないほど多くの犠牲者を出した第２次世界大戦が終わり、人の命を改めて大切にしようとする気持ちが世界中で高まりました。１９４８年（昭和２３年）１２月１０日、国際連合第３回総会で世界人権宣言が採択されました。１９５０年（昭和２５年）１２月４日の第５回総会では、世界人権宣言が採択された日である１２月１０日を「世界人権デー」と定めました。日本では、世界人権宣言が採択されたことを記念して、昭和２４年から、毎年１２月４日から１２月１０日までの１週間を「人権週間」と定めました。
「人権」は「誰もが人間らしく生きることができる」「誰もが健康な暮らしができる」「誰もが差別されることなく生きることができる」権利のことです。一人ひとりが人間らしく生きるための権利のことです。そして、人は生まれたときから、誰もがこの権利を持っています。
しかし、残念なことに最近子どもたちの身近な所でも、守られなければならない人権が守られていないことがあります。そのひとつが「いじめ」です。「いじめ」は絶対にしてはいけないことです。子ども一人ひとりが、友達の嫌がることや気にすることをしたり言ったりすることは絶対にあってはいけないと思います。
いじめをしない、いじめを見たら勇気を出してやめさせる、そういう人になってほしいと思います。そのためには、自分の周りの人を大切にできる心を育てていきたいと思います。
