学校日記

朝会 人権講話

公開日
2012/12/03
更新日
2012/12/03

校長室より

 12月10日の「世界人権デー」を前に、明日(4日)から人権週間が始まります。
今日の朝会では、人権についてお話をしました。

話の内容は以下のようです。

 来週月曜日は「世界人権デー」です。日本では、明日の火曜日12月4日から、「世界人権デー」までの一週間を「人権週間」とし、日本中の人々が人権について考え、振り返る一週間となっています。
 戦争中、世界中で他の国の人を差別する事がいっぱい起こりました。それではいけないと言うことで、1948年12月10日、国際連合で人権宣言が採択されました。

 さて、「人権」とは何でしょう。

 「人権」とは、人が人から差別されることなく、すべての人が自由に、安心して生きていくために最も大切にしなければならないものです。(二回繰り返しました)

 私たちは、ひとりひとりはかけがえのない人間であり、生まれながらにして自由です。そして、その値打ちも同じです。命の重さも同じですから、人が人を差別するという事は絶対にあってはならない事です。
小さな子どもから、おじいちゃん、おばあちゃんまで私たちはみんな自由に、安心して生きることができる世の中でなくてはなりません。
 みなさんは、「ドンマイ」という言葉を知っていますか。ドント・マインド
サッカーやドッジボールなどで、友だちが失敗したとき、「ドンマイ、ドンマイ」と声をかけます。「気にするな。心配するな。みんながついているぞ。」「だいじょうぶ、だいじょうぶ。次はがんばろう。」そんな気持ちを「ドンマイ」という言葉に込めて励ましています。
そういう言葉を聞くと、ミスをしてしまった人は、きっと「みんなごめんね、次は失敗しないようがんばるぞ。」という気持ちになります。
みなさんも、「ドンマイ」というような、元気のでる言葉を友だちにかけてあげましょう。
 私たちは時として何気なく軽い気持ちでしたことが、人の心を傷つけることがあります。注意したい物です。
 みなさんは「こだま」を知ってますか。ヤッホーというとヤッホーと返ってくる「こだま」です。友達に優しくするといつかこだまのように自分のもとに返ってきます。多くの友達に優しくしてください。するとたくさん優しさが返ってきます。
 玉川小学校でも「人権」についてしっかりと考える一週間としますので、「人権」についてしっかり学習し、差別を無い玉川小学校していきましょう。