サイディングスプリング彗星（C/2013 A1）が、いよいよ日本時間２０日３時半ごろに火星を最接近し通過します。昨年、発見されたサイディングスプリング彗星は、もしかしたら火星に衝突するのではないかとも噂されましたが、運良くおよそ１４万km離れた地点に接近し通過します。残念ながら日本ではこの時間地平線の下に沈んでいるので見えませんが、もしかしたら火星にある探査機からいろいろな情報が送られてくるかもしれません。
現在この彗星の明るさは１１等星でしっかりとした天体望遠鏡でないと見ることができません。日没直後の南東の空低くに見える赤い星が火星です。

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