１２月４日〜10日は，人権週間です
- 公開日
- 2010/12/06
- 更新日
- 2010/12/06
全校
１９４８年１２月１０日，世界人権宣言が採択されたのを記念して，毎年１２月１０日を最終日とする１週間（１２月４日から同月１０日まで）が「人権週間」と定められています。
本年度は，「みんなで築こう 人権の世紀 〜考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心〜」をテーマに
・「女性の人権を守ろう」
・「子どもの人権を守ろう」
・「高齢者を大切にする心を育てよう」
・「インターネットを悪用した人権侵害は止めよう」
などを目標とした啓発活動が全国で展開されています。
本校では，いじめのアンケート調査や教育相談を先週までに終え，今日の朝会で，校長先生より「いじめ」を中心にした人権のお話をしていただきました。
「いじめ」の定義はさまざまありますが，いじめられた本人が「いじめ」だと感じたら，「いじめ」なのです。からかい半分だったり、いつもと同じだったりしても、やられた本人が辛い気持ちになるようなら、それは「いじめ」です。自分ではなく相手が決めるものなのです。
校長室前には「さかなクン」の大きなイラストが掲示してあります。そのさかなクンも中学校時代にいじめられた経験があるそうです。
さかなくんは「魚を例に挙げ，小さな世界に閉じ込めると，なぜかいじめが始まる。同じ場所に住み，同じえさを食べる。同じ種類同士です」と言います。たくさんの人がいつも一緒に過ごす教室も，ちょっとした違いが気になり，結果的にいじめが起きやすい場所とも言えます。
だからこそ、わたしたちは、自分たちの１つ１つの行動・１つ１つの言葉に注意して「いじめ」を追い払っていかなくてはなりません。そのために大切なことは，言葉です。
「ありがとう」「「よかったね」といったフワフワ言葉のあふれ，心が響きあう教室にして「いじめ」のない高座小学校にしていきましょう。という内容でした。
