ひとつのことばを大切に
- 公開日
- 2010/04/26
- 更新日
- 2010/04/26
全校
本校では、この数年、「言葉」を大切にした心の教育に取り組んできました。
「ふわふわ言葉・ちくちく言葉」という言い方で、たった一言でうれしい気持ちになったり、悲しい気持ちになったりすることを繰り返し指導してきました。
今年度も、その指導は変わりません。
４月２７日（月）の朝会では、校長先生から、次の詩を紹介していただきました。
ひとつのことば 北原 白秋
ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで 頭が下がり
ひとつのことばで 心が痛む
ひとつのことばで 楽しく笑い
ひとつのことばで 泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつの心を持っている
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく
遠足も終わり、新しいクラスになじんできたこの時期。
年度初めの緊張も少しずつほぐれてきますが、逆に自分のわがままが出てくる時期でもあります。
新しい友だちと仲良くなりますが、逆にケンカや言い合いが始まる時期でもあります。
言葉はキャッチボールと同じです
自分がきつい言葉をぶつければ、相手もきつい言葉を返してきます。
自分がやさしい言葉をかけてあげれば、相手もやさしい言葉で返してきます。
笑顔がたえない高座小であるために、
助け合える高座っ子であるために、
今年も一つの言葉の大切さを伝えていきたいと思っています。
